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31章:浅川という男 (1/5)

31章:浅川という男



突然お店を暫く休む、と言った私に

当然店長は大騒ぎ。

大西専務は自宅までやってきて、しきりに理由を尋ねる。


客観的に視て
お店側も、店長も、専務も

とっても良くしてくれてたし、良い人達だった。

でも、突然暫く休むなんて言ったら、何とか出勤するよう促すのは当たり前。

なのに、今すぐじゃ無くていいから、元気になったら出勤すればいいから、何があったのか話すよう、変な客でもいたのか訊いてくれた二人は


逆恨みする相手なんかじゃ無い。


でも、この時は

気になってるのは売り上げだけでしょ⁈



そんな風に不貞腐れていた、最低の甘ったれ。



店長と専務を止めたのは


意外な事に、浅川社長だった。




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私があなたを殺した理由 ©著者:花音

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