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20章:初めては、お姫様 (1/3)

20章:初めては、お姫様



SweetPrincess


今思うと、言い得て妙な店名だ

夜の世界では、女の子は、接客し、奉仕する側だけれど、同時にお姫様なのだ。


父親が生きていた頃、末っ子で一人娘の私はお姫様扱いだった。
裕福とはお世辞にも言えなかったけど、過保護で、父がいる限り、母の虐待も無かった。

だから父の留守に、家にいるのは大嫌いだった。


お客様も、お店のスタッフも、なぜお姫様扱いなのだろう?

お金を払っているから、する事はするけれど、菜々ちゃん、菜々子姫と呼んでちやほやする。
私に気に入られようと、必死で、ケーキやお菓子、お花を持ってきたり、可愛いね、と連呼したり。

何がどうなっているのか、良く分からない世界だな、と思っていた。



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私があなたを殺した理由 ©著者:花音

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