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18章:失ったもの (1/4)

18章:失ったもの



こうして私は、兄と母と共に、生まれ育った土地へ
実家へと帰る事になった。


途中、近くの駅までは、ゆうくんを警戒して、警察が警護についてはくれた。

そこから鉄道公安官に迎えられ、新幹線に乗車している間は様子を見に来てくれた。


せめてもの警察の気持ちだったのだろう。

単なる民事扱いで釈放されているのだから、警護なんて本来するのは不自然だもの。



でも、一年間に失ったものは

兄や警察が、忘れるように言っても

忘れるには大きすぎる損失だった。



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私があなたを殺した理由 ©著者:花音

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