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4章:抵抗 (7/7)


「へ、変な人なんかじゃ無い。私の彼氏です。 心配して あんな変なメッセージ送ってくるから、心配して泊まってくれたの」



やっとそれだけ言い終えると


それまで丁寧に、顔の血を拭っていた手が、止まった。




これから、私は何度この攻防を繰り返す事になるかなど、知る由も無く、ただ、真実をヤツに分からせて帰ろうとしていた。


分かっていなかったのだ。


攫われるって意味を。
ストーカーされていた実感も無く、縛られている意味を。

そして、あっさりガムテープを剥がした、その理由も


私は、何も分かっていなかったのだ。


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私があなたを殺した理由 ©著者:花音

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