次の日も
その次の日も
同じような仕事が続いた。

でも
どう言う訳か
会社を辞めようとは
思わなかった。

ある日
美咲ちゃんが
話しがあると
私を呼び出した。

「あんたさー
ここまでされて
何も感じないの？

頭おかしいでしょ！
辞めちゃいないよ！」

「私が辞めれば
満足するの？」

「えっ！
わかったわよ！
じゃー
気が済むように
させて貰うわ。」

「話しは？
これで終わり？」

すると
美咲ちゃんは

「あんた
私が言った事まだ信じてるの？」

「えっ！」

「嘘よ
あの写真は
私のお兄ちゃんよ！
双子のね｡」