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9章:仲間達
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「“舞”って呼んでいい…?」
…と。一番年下のミカちゃん…。
見た目は本当に只のヤンキー…。
何より…
レディースにも入ってたとかで…イカつい…。
でも凄く人懐っこくて素直で…優しい子だった…。
ミカ
「舞、手…どうしたの…?」
私
「う〜ん…何か折れちゃってたみたい…。」
ミカ
「あ…!!なら良いのあるよ!!」
ミカは自分のベッドに戻り戸棚から何やら取り出してきた…。
ミカ
「これ舞にあげる!!」
牛乳10パック…。
朝食についてるヤツだ…。
しかも3本程、賞味期限切れてるし…。
「ミカちゃん、牛乳こんなに取っといて何しようと思ったの〜(笑)?」
ミカ
「ヨーグルト作ろうって思ってさ!!」
ミカは至って真剣だ…。
みんなで大爆笑…。
久しぶりに心の底から笑った…。
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首輪のカラス ©著者:ミンノ
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