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4章:日常へ
あれからどれくらいの時間が経ったのかは分からないけど…
まだ効いている内に家の近くまで送ってくれた。
「切れ目でシンドくなったらコレ飲みな。」
睡眠薬だった。
あぁ…
眠っている間に切れ目をやり過ごせ…って事か。
私を降ろすと彼らは沃さ帰って行った。
近くで降ろしてもらった筈なのに…
やけに家路までが長く感じた。
まだ足元がふわふわする…そんな感覚に新鮮さを覚えつつ…
帰るなり部屋に閉じこもった。
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