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2章:観覧車 (1/7)

2章:観覧車

午後8時。
ビル街に赤い観覧車がゆっくりと回っている。
私達はそれに乗り込んだ。
並んで座り、ドアが閉められる。
中は暗く、ビルの明かりが私達を照らすだけだ。
ビルの狭間から上昇する観覧車。
1/8も上らないうちに私達は唇を重ねる。
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Hなリアル体験集 ©著者:空

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