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6章:嘘が暴露た
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誠さんの表情を見て、元々山勘の鋭い私は
まゆみの彼の話だとわかった。
ソファに座って、暫くはふざけた話を哲さんと誠さんがしていた。
ルームサービスで頼んだコーヒーを飲みながら、まゆみともう会えないんだ、ゴメンなさい、まゆみって思いながら覚悟を決めた。
誠さんがやはり聞いて来た。
「ゆらちゃんは今日の午後、美咲のマンションにいたよね?まゆみと一緒にはいなかったよね?」
美咲さんが哲さんにmailした以上、嘘は無理。
だけど美咲さんが言っていた
「聞かれたら本当の話をしなさい。」その言葉を噛み締めて、午前中は一緒に渋谷で買い物して貰って、カラ館で私は帰って来ましたって答えた。
誠さんが「男一緒にいた?」って聞くから、本当にいなかったって答えたら、哲さんが「ゆらは、昼過ぎに美咲と一緒にいたからな、ゆらは嘘はついてないな。」
何があったのか?聞きたいけど、聞く前に誠さんが話し始めた。
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