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16章:人工魚礁
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16章:人工魚礁
帰りの車の後部座席に座ると同時に、ドッと疲れが押し寄せる気がしました
僕が思わず深いため息をつくと、隣に座っている北条が心配そうに話しかけてきます
「大丈夫か?明、疲れたんじゃないか?」
「ううん、平気…」
僕は無理して笑って見せます
「そういえば、お前はもう『東條明』とは名乗らんとか言っていたな」
「うん…とは言っても僕は未成年の身分だから、東條の父の被保護者の立場を捨てるわけにはいかないけどね。でも『東條明』の名前を捨てて、生まれ変わるくらいの気構えでやっていきたいんだよ」
「では、これからは何と名乗るつもりだ?」
「勝手に名乗る名前なんか単なる記号なんだから、何だっていい」
「少年Aか?」
「ああ、それでもいいな…明の頭文字だし」
「『アイドルちゃん』の頭文字でもあるぞ」
「それやめて欲しいな…」
僕は思わず顔をしかめ、横目で北条を軽く睨み、話を続けます
「アルファベットの名前だと、いかにも記号臭いから、適当に漢字を当てるかな…英国に行って道を切り開くつもりだから『英』にする」
「適当だな」
「その適当に付けた名前が、帰国する時にはパスポートに記載されるくらいの力を付けて帰って来るつもりだよ。行きは『東條明』だけど帰りは必ず『英』名義の日本国のパスポートを持って帰って来てやる…バーンスタインの後ろ楯があれば、その程度は軽く出来るだろうね…」
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