夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
9章:無力の王
(12/12)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
そう僕が言うと、皆はまた、顔を見合わせ、押し黙ります
「とにかく僕の望みは北条さんに会わせてもらう事だけだよ。おじさんたちの邪魔をしに来たわけじゃない。それに…」
「それに…何だ?」
リーダーの老人が聞きます
「ここまで知った僕を、もう帰すわけにもいかないでしょ?どのみち、もう、北条さんに僕の事は報告しないわけにはいかないよね。それとも、おじさんたちの独断で僕を殺して、どこかに埋めちゃう?」
僕がそう言いながら、ニッコリ笑うと、彼らは一斉に目を伏せました
内心冷や汗ものだったのですが、この場の雰囲気を支配するのには成功したのです
リーダーの老人は一旦、場を外すと、北条に携帯で事の始終を報告して、再び戻って来ました
「北条の大将にお前さんの事を伝えたよ。大将は会う事を承諾した。ただし、組の幹部会が控えてるから、会うのは3日後との事だ。お前さんは、それまでここに居てもらう。汚い場所で悪いが」
躊躇(ためら)いがちに話す老人に、僕はもう一度笑いかけます
「わかったよ。しばらく厄介になるね」
<前へ
84 /192
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
少年地獄 ©著者:黒蝶少年
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.