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8章:不安定な臥龍 (2/13)

さて、僕はこれから何をすべきでしょうか

相沢を破滅させるための計画を練らなければ、なりませんし、その間の身の安全も確保しなければいけません

何より僕には力が必要です

今の僕にとって容易に手に入れる事が可能な力とは、それは『情報』です

あのマンションの部屋でビロットによって運ばれた大量の書物も、僕に足りない知識や情報を得えるための物でした

実のところ、僕の意図を相沢に知られない様に、あまり関係の無い書物も多かったため、実質、あまり役には立たなかったのですが、ある事実も判明したのでした

相沢が僕に使用した、薬物により、僕の五感が鋭敏になった事は、少し前からわかっていたのですが、どうやらそれは脳内の側頭葉あたりの情報処理能力が、薬物の副作用で活性化された事に原因があるらしいのです

触覚、味覚、視覚、聴覚、嗅覚、全ては外部からの情報に脳内のシステムが適切に処理を行う事で対応が出来ます

この情報処理システム能力がどうやら僕の場合、凄まじく上がっているらしく、今ではどの書物を読んでも内容を理解するのも、情報をインプットするのも、驚くほど短時間で出来るのです


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少年地獄 ©著者:黒蝶少年

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