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7章:エスケープ フロム… (2/4)

僕はビロットの履いていたズボンの尻ポケットから財布を抜くと、中から隣室へのカードキーを取り出し、ドアを解錠します

相沢への復讐の襲撃が失敗し、この部屋に囚われてから、僕は久し振りにドアを潜りました

隣室は、ビロットの待機部屋らしく、部屋の調度は、所々タイの雰囲気が漂う物が目立ちます

白檀の置物が香りを放ち、壁にはガルーダというタイ王国のモチーフにもなっている神話の鷲の革のタペストリーが架かっています

僕はまず当面凌げるだけの金銭を探しました

外に出たら、一旦潜伏し、相沢をどう破滅に追い込むかを今度はじっくり考えなければいけませんから、潜伏している間の生活資金が必要です

部屋を見渡すと片隅にキャビネットがあり、その中にはビロットが生活費や、僕に要求された物を購入する為なのでしょう

2、3ヶ月は楽に暮らせそうなだけのお金が入っていました

当然これはいただくとしましょう


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少年地獄 ©著者:黒蝶少年

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