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6章:トラップ・ブービー・トラップ (10/10)

そのビロットに向かい、僕はAEDのスイッチに手をかけたまま、呼び掛けます

「ねえ、ビロット、ちょっと出て来てよ!」

「どうしタ?」

応えるビロットの声

「いいから、ちょっと!」

「いったイ、何ガ…」

ビロットは不審そうに言いながらも、ついに浴室のドアを開け、出て来ました

そして水をたっぷり含ませたドアマットの上に立った時を見計らい、僕はAEDの点滅スイッチを押します

瞬間

『電気ショックを行いました』という音声ガイドが流れ…

ビクン!

ビロットの巨体が棒の様に硬直しました

通電しやすい様に濡らしたドアマットから、AEDの電圧2000V、50アンペアの電気ショックが電流となり、ビロットの身体を下から上に走り抜け、心臓に届いたのでした

そして…

ドンッ!

大きな音が響きました

まるで大木が倒れる様に、ビロットの大きな身体が昏倒したのです


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少年地獄 ©著者:黒蝶少年

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