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1章:プロローグ (2/3)

やがて少年か目を覚ました

あたりを見渡し、暫く覚醒に時間がかかっていた様だが、大男の死体を見て全ての記憶が甦ったのだろう

「ああ…」

喉の奥で悲痛な叫びを殺して俯いた

固く目を閉じ、暫しの間、嗚咽(おえつ)をこらえ、身体を震わせていた少年は、象牙細工の様なほっそりとした肉体を起こす

浴室に入り、シャワーの熱い湯と冷水とを交互に浴びた少年は、タオルで身体を拭くと、再び大男の死体に近付いた

大男の左の薬指に光るシルバーリング

クロム・ハーツのその指輪は少年がねだって大男に付けさせていた物だ

苦労して大男の指からそれを外すと、少年は左の親指にそれを付けた

少年の左の薬指には同じデザインのリングが光っている


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少年地獄 ©著者:黒蝶少年

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