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8章:新装開店 (2/15)

それからは、全ての歯車が噛み合ったかの様に、こむぎのカフェに関する事が進展していった

やはり欠けていた真ん中のピースが嵌まったのは大きいのだ

店舗の内装、外装に関しては、零人はほとんどこむぎの意見を尊重してくれた

ただし、動線を考えたテーブル配置については零人の鋭い指摘が飛び、こむぎも大変に勉強になった

厨房と隣接したパン工房に関しては、やはりシェフである零人にひとつひとつ聞きながら進めて行くのが一番だったので『カレン』の工房を実際に零人に見てもらった

『カレン』のパン工房にはかなりのスペースを割いて大きな石窯が据えてあり、それは店のシンボルとなっていた

その大きな石組みの煙突は外壁づたいに2階まで伸びている

富士山の溶岩を切り出し、組んで造ったという、無駄に大きく思える石窯を零人がどう評するのか、こむぎは正直気になったのだが、零人は意外にも中々気に入った様子だった


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朝いちばん早いのは ©著者:黒蝶少年

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