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4章:バゲット その2 (10/10)

「バターとの…相性を考えた中身…」

美晴の言葉に零人が頷いた

「高加水の生地に焼き菓子用の粉をギリギリのバランスで加える事によって、しっとりの食感を保ちながら、バターの染み込みがいい規則的な気泡を生み出せたんだ。何かのティスティングじゃあるまいし、何も付けずに難しい顔して味わってちゃパンは理解出来ないよ。あるパン職人がこんな事を言っていた。『フランスのパン屋でバゲットが毎日、大量に焼かれているのは、単にお客様に求められているからであって、職人が作りたいからではない』と」

美晴は唇を噛んで零人の言葉を聞く


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朝いちばん早いのは ©著者:黒蝶少年

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