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5章:にこさんへ。 (1/2)

5章:にこさんへ。

全くの赤の他人の私にこんなことを書かれても迷惑かも知れないとは思うのですが…
読んでもらえるかもわからないのですが…


にこさんの年齢くらいの頃、私も人生に行き詰まってすごく辛くて。
にこさんよりもっともっと酷いことを沢山していました。

私は今でも自分を否定するのを止められないでいるし、
どうにも身体が動かない、生きているのが困難な日もあります。


でも、年月重ねてわかったことがあります。
人は誰でも幸せになって良いってこと。


にこさんは幸せになっていいし、
自分にも他人からも褒められていい。
駄目じゃないし、死ななくていい。
愛されていいし、愛していい。


自分を許してあげてください。
自分を可哀想だと思ってもいいんです。
自分を愛してあげてください。

私達のような発達障害の人間は、辛い記憶を消すことが出来ません。
自我の成長も定型の人達よりずっと遅い。

一番守ってくれる筈の親に攻撃されて、傷付いたまま大人になるのは辛いことなんです。




私の父親は暴力で私と弟を虐待しました。
母は私達を守ってはくれませんでした。
それどころか、母にも言葉で散々傷付けられてきました。


だから私は自分で自分を育て直すしかないのかなと考えました。

自分と同じように苦しんでいる子が身近にいたら抱きしめて「あなたは悪くない」ときっと言うと思う。

私はまだ私の中にいる、小さい頃の泣いている私に、「あなたは悪くない」と言ってあげなくてはいけない。

旦那でも誰でもなく、過去の惨めな自分を救えるのは自分しかいないのだと思いました。

にこさんは悪くない。
どうか、自分を愛して守ってあげてください。



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