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4章:認知の歪み (1/3)

4章:認知の歪み

私はアスペルガー症候群です。
アスペにも3種類程の分類があって、それぞれ孤立型、積極奇異型、受動型と言います。

世間で「アスペw」と認知されやすいのは、積極奇異型です。

私はほぼ受動型なので、私と接した人にアスペルガーと思われることは恐らくないと思います。



アスペルガーの特徴は、何と言っても定型発達の人とは理解の仕方が全く異なること。

理系で研究所職員なのに、料理を作ると塩5gがわからないとかザラです。
だから、得意分野以外の場では、推測して予測するのがとても難しい。

例えば、給食を食べ終わるのがものすごく遅くなった時に、
先生に「食器は自分で給食室に持って行きなさい」と言われたら、
給食室の前で立ち尽くします。
午後の授業が始まっても給食室に持って行く、というタスクが終わっていないのでずっと立っています。


定型の子はおばちゃんに「ご馳走様でした」と渡せば良いのを状況や経験からすぐに判断出来ます。

私のような発達障害の人は、似たような状況でも毎回教えないとわからないのです。
(人によって程度の差はあります)

でも勉強は出来る。
(学習障害があっても、何かに特化した能力があることもあります)

かなりのババアになった今も、細かく説明されないとわからないことが多いのは変わりません。


これがわかるのに、何でこんなことも出来ないの!?と責められることが多いので、
自己評価が極端に低くなります。

まぁ普通は学力が高い=考える力があると判断されるのは当たり前なので、
その判断の元に説教されると自然と自分を’だらしない’、’怠惰’、’無神経’な駄目な人間と思うようになります。


これが後々二次障害が出てしまう原因になったりします。

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