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2章:依存 (1/1)

2章:依存

人間誰でも何がしかの依存対象を抱えていると思う。

私は依存は悪くないと思う。
それが人に言えないものであっても。



問題は度合い。


自分のしたいと思っている生活を、
依存を持続する為に環境を変えてまで執着し始めたらちょっと危険かなと思う。

私は煙草がないとメンタル面で不安定になるので、
毎日一箱ペースで喫煙している。

今の収入を鑑みるに、これは家計を圧迫しないギリギリのライン。

非喫煙者の旦那には吸い殻の山がただの葉っぱの残骸に見えるらしくて、
勿体ない、お金の無駄としか思えないと言う。

でも、家族を運営するに当たって、私に禁煙させて得られる金銭的なメリットより、
喫煙させて子や自分、家事・仕事に支障が出ないメリットの方が大局的に見てプラスになるから、
と私が喫煙することを放置してくれている。

もしこれが、明日のゴハンにも困るレベルで煙草を優先してしまうなら、
その依存は管理が必要かなと思う。

依存はサプリメントと同じ。
目的の為にサプリを摂取するのは良いけど、
サプリの為に本来の目的を変えてしまうなら、そのサプリは止めた方が良い。


お酒も煙草もホストも恋愛も趣味も、
本来有りたい自分から遠ざかってしまうものだったり、
依存を上手くコントロール出来ないなら対象を変えたら良いと思う。


まず自分を知って、自分を諦めることも大事。
コントロール出来ないことは、悪いことじゃない。

出来ないことを知って、工夫する努力をすれば良い。



ちょっと極論になるけど、
電車で何度も寝過ごしてしまうなら、
起きられない自分を責めるよりも、
起きていられる努力をしたり、タイマーをセットしたり、誰かに協力してもらったり、
出来ない自分への対策で工夫する方が心身共に健康でいられると思う。


出来ないことは悪いことじゃない。
大多数の人が出来ることが自分に出来なくても、悪いことじゃない。

人には得手不得手があって、それが自然なことだから。



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