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1章:夢 精神病 出逢った男
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1章:夢 精神病 出逢った男
小さい頃から自分が元気がないときに、勇気や感動を与えてくれる女優という職業は私にとって最高な職業で、自分もいつからか女優になりたいとおもっていた 女優になることが幼い頃からの私の夢だった
高校生の時に地元のボランティア劇団にはいり、タレント養成所へいったり 高校生ながらできることは色々やったし やらせてくれた親にもとても感謝している
高校を卒業を機に 気持ちの中ではまだあきらめたくない夢だけど、私は夢は夢だということを思い、一度は夢をあきらめ高校を卒業して介護士の道へ進んだ
高校を卒業して介護の専門学校へいったくらいから、気づいたことだけど 自分が、汚いと感じると必要以上に石けんをつけて手を洗うようになった 自分はただ、ただ潔癖症としか思っていなかったし、手を洗えばきれいになるという思いでそれほどきにしていなかった (それが後に脅迫性障害と診断されることなんて全く知らずに)
介護の専門学校を卒業して福祉施設に就職した 仕事の中でオムツ交換、トイレ誘導の時間があり、それが終わると肘まで石けんをつけて手を洗う事が日課になっていたし仕事が終わって家に帰るとオムツ交換などをして手を洗ったのにまだまだ手についてるんじゃないかとさえ思って家に帰るとすぐに手を洗い お風呂に入った その年の秋 に私と同じフロアに中途採用の職員が入ってきた その人は女性で、背が高くてとてもスリムな女性だった ユリとしよう。ユリは夜はチイママとしてスナック
で働いているらしい。何度か誘われてユリが働いているお店に何度か遊びにいったことがある 遊びにいっているうちにある男と出逢った
当時 悪ぶった感じが大好きだった私は、その男がまさにそのような貫禄であり、色々興味を持った 知り合ってから連絡先を交換し、私の友達も誘ってユリのお店で飲むことが多くなった。ヒサシがおごってくれた
その男、 ヒサシとしよう。 ユリのお店でヒサシが仲間といつも飲んでいるんだけど、 その仲間が本ヤクザということもあり、その仲間の仲では みんなヒサシには逆らえない そんな存在だったらしい
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女優になりたいという気持ちが全てだった ©著者:みづき
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