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9章:指名を貰う為には (1/4)

9章:指名を貰う為には

私は容姿に問題があるので、キャバだったら待機で場内なんて100%有り得ない。

ヘルプだけではどうにもならないし、本指を増やすにはかなり努力が必要でした。


着いたフリーは何としてでも捕まえないと。



まず、自分を気に入るお客さんを分析しました。 

それぞれの共通点は、独占欲に強いこと。
女性と付き合った経験が乏しいこと。

指名の多くて可愛い子は着く時間も少ないし、もしかしてやれるかも?の期待が叶わない。

騙されて大金引っ張られそうな恐怖もある。


要するに私が不細工でやれそう、落とせそうだから気に入るわけです。

それと、私は常に馬鹿にされるように相手より格下になるように心がけていたので、
警戒心が弛んで私なら嘘は吐かないと勝手に思い込んでくれました。


短所は長所、長所は短所。
自分を知って上手く自分を売れば、それなりに何とかなります。


もし自分を客観的に評価出来ないなら、ノートを見開きにして片方のページに長所、もう片方のページに短所を箇条書きしてみてください。






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極めて個人的なアホ記録 ©著者:しずか

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