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20章:失ったもの (2/5)

ソファーで目が覚めるとまだ夜明け前だった。

涙のあとが乾燥している。

彼が帰ってくる前に顔を洗わなきゃ。

洗面台の前で、お湯を出す。

右目から左目にけて涙のあと。

ぬるいお湯で顔を洗うと、わたしはソファーに戻った。

ミルキーをひとつ口に入れて横になる。

左側をしたにして寝るのが癖になったのはいつからだろう。

彼の店はあと一時間くらいで終わる。

店で笑っている彼を想像すると、少しだけ寂しくなった。

そっと左腕を撫でる。

朝御飯何にしよう。
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幸せってなんだっけ? ©著者:M

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