夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
14章:退院の日
(5/5)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
5分もしないうちにチャイムが鳴った。
ドアを開けると、スーツ姿の彼がいた。
「店休みじゃなかったの?」
「ここに来る途中で休むことにしちゃった」
そう言っていたずらっぽく笑った。
「わたし何か飲み物買ってくるよ。うち何もなくて・・・」
「退院初日に何もないことくらい想定済みー」
財布を取りに部屋の中に戻るわたしを追って入ってきた彼は、手に持っていたコンビニの袋を持ち上げた。
退院初日だからってわけじゃないけどな。
「ちゃんと話さなきゃね」
コンビニの袋を受け取りながら言うわたしの頭を彼が撫でる。
「今日は時間たっぷりあるんだから、そんな顔しないの」
わたしなんかのために、店を休みにしてくれた。
そんな彼の気遣いは幸せなはずなのに、「店を休んでまでする話」ができるかのプレッシャーの方が勝っていた。
何から話せばいいんだろう。
<前へ
59 /131
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
幸せってなんだっけ? ©著者:M
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.