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11章:数日前 或る月曜日 (1/5)

11章:数日前 或る月曜日

携帯の鳴る音で目が覚めた。

どうせ客だろ。

携帯を無視して、枕元のテーブルの上のいろはすに手を伸ばす。

体を起こさず手探りで探していると、サイドテーブルの上からペットボトルが落ちてしまった。

蓋が開けっぱなしだったため、床か水浸しだ。

何で閉めてねーんだよ。

そういえば、あいつ来てないのかな?

いつもなら飲みっぱなしのペットボトルの蓋を閉めてくれてるのに。

そういえば仕事終わって連絡したっけ?

しつこくなっている携帯を手に取る。

知らない固定電話。

不審に思いながら電話に出ると、警察からだった。














あいつがマンションから飛び降りた。
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幸せってなんだっけ? ©著者:M

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