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10章:数日後
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お医者さんの話によると、わたしは13階建ての屋上から飛んだにも関わらず、木に引っ掛かりながら3階の高さの屋根の上に落ちたらしい。
両足の大腿骨と、腰と手首の骨を折っていたが、命には別状ないとのことだった。
いったいわたしは何をしているんだろう。
目が覚めてから1時間くらいたったとき、病室のドアが勢いよく開いて彼が駆け込んできた。
「ゆうちゃん!!!良かった・・・良かった・・・」
そう何度も言ってわたしの手を握ると、ベッドの側にしゃがみこんだ。
また思った。
いったいわたしは何をしているんだろう。
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