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7章:土曜日 (2/6)

一睡もできないままの明け方5時に彼からのライン。

『用事なくなった』

『どうしたの?』

『ドタキャンされた』

『なら行ってもいい?』

『帰ったら連絡する』

今日も会える。

そんなことで眠れるような精神状態は通り越えてしまっていた。

こんな時間にドタキャンされる用事ってなんだろう?

わたしのために用事をキャンセルしてくれた?

プラス思考とマイナス思考が頭のなかで渦巻く。

どちらにも決め手はなくて、わたしの意味ない不安は消えないまま。

毎日のように彼に会って、抱き締められて幸せなのは本当だけど、どうしてわたしは満たされないんだろう。

沈んだ気持ちはただの自己嫌悪なのかもしれない。

でも、だからこそ解決できなくて、どうしたらいいかわからなくなる。

もう何度もリピートされているiPodのイヤホンを耳にいれてギュッと目を閉じた。
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幸せってなんだっけ? ©著者:M

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