夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
2章:二、アル、木偶ノ坊 ノ 物語
(41/41)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
ーーSAKURが何を何に例えているのか……私には解らなかった。だけど……同じパティシエの柊もそうなって……たくましく成長してくれればいいなと切実に思った。
「そうね……彼はきっと……あちらの世界で10年分の時間を過ごしても……こちらの世界に戻った時には一晩しか経っていないのに驚くでしょうね……」
いつもに増して不思議なSAKURの声音に、私はうっとりと聞き惚れた。
唐突に純也が不満そうな声を出す。
「……SAKURママ、だったらさぁ……【Lokken Beach】って店の名前はどこから付けたの?」
「まぁ、本当にあなたというひとは……さぁ、おひとつどうぞ」
緑の小箱をカウンターに置き、純也が一つを手にしてクッキーを割り……“不思議なひと”は鼻を更にツンと上に向けて見下ろした。
【一事が万事、あなたは小事】
「店の大きさよっ! 奥行きが六間(10m強)なの! そんな小さな店でもビーチに居る様にくつろいで欲しくて付けたの。だから【Lokken Beach】っ!」
純也がぽかんと口を開け、ケトルがストーブの上で、カタカタと笑った。
ーーアル、木偶の坊ノ物語 終ーー
<前へ
73 /228
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
アル、ジェンヌ ノ 物語 他三編 ©著者:七斗
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.