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4章:消・忘・俺 (10/11)


俺は状況が飲み込めず、何を言っていいのかもわからなくなった

離れたくないという事は離れなければならなくなったという事なのか

そもそもサキに何があったのか

俺は何も知らない

聞きたいのに、何故か言葉が出てこない


サキは俺の胸に顔を埋めて静かに泣いた


俺はサキがいなくなる事が想像できない


金がどうこうという問題ではなく、今俺の腕の中にいるサキが、俺の目の前からいなくなるかもしれないという事がすごく不安に感じた



俺はサキがこんなにもいとおしい存在だったという事に、初めて気が付いた



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主人公、俺 ©著者:.R

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