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6章:後悔と前進 (2/19)

翔に振られた日は、優樹に慰めと励ましの言葉をもらい、家に帰宅した。

「は?どしたん?」

結婚すると言って家を出たバカ娘の帰宅に母は驚いていた。

事情を説明すると、母は怒りながらも「今日冷しゃぶやったから食べなさい」と、深夜で眠たいだろうに、ご飯を用意してくれた。

ラーメンでお腹がいっぱいだけど、半年以上も食べていなかった実家の味が恋しくて、つい口にしてしまう。

「あんた、しょうもない事で帰ってこんとってよ!もう〜ほんま何事も続かん子やな!」

「翔が出て行けって言うねんからしゃあないやん。こっちだって悲惨やわ。年末早々に。」

「どーすんの?」

「振られたからどうにもならん。荷物取りに行かな服がないわ。化粧品も置きっぱなしやし。」

「ほんまに別れたん?ちゃんと話し合いせな!別れたんなら、翔君のお母さんにお礼も言わなあかんしさ。電話してみなさい。」

「嫌。絶対に嫌。」

「なんでそんなに嫌なんよ?」

「プライドってやつ?」

「あほちゃうか。でも、あんたええ時に帰ってきたわ!明日、大掃除やから手伝ってな。」

「嫌!明日は久しぶりに美咲達と遊ぶので。じゃ、おやすみ。」

母とそんな会話をし、自分の部屋に入った。
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逆DV。 ©著者:psy

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