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3章:彼氏
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それからは、翔とは連絡も毎日とるようになり、会う頻度も増えた。
翔は、いつも自分のことを包み隠さずになんでも私に話してくれた。
「俺地元ではヤリチンで有名やで」
そんな嫌な話だって、なんのためらいも無く私に話してきた。
私は、男らしい翔に惹かれつつも付き合ってもどうせヤリ捨てされるだろうと思い、恋愛感情は表に出さずに隠していた。
そんなある日のこと、翔からメールが届いた。
「梓、一回しか言わんけど聞いてな(^O^)
好きやで。真剣に。
こんなん言っても信用してもらわれへんやろけど、言いたかっただけ★
メールでごめんな。
これからも普通に接してな。」
そんなメールが届き、文章を読んだ瞬間に心臓がバクバクして自然と顔がにやけていた。
私も素直になろうと思い、「私も好きやで。」と返信するとすぐに電話がかかってきた。
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