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4章:入店二年目
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4章:入店二年目
☆☆ホステスヒトミの絶好期☆☆
二年目になると、いい意味でも悪い意味でも感情がなくなった。
付き合おう、結婚しようなどという言葉は全てやらせろにしか聞こえない(笑)
客がいうかわいそうな身の上話、金がないなどの泣き言、自分語り、そういう話を聞いても何も感じない。
前は、自分を、ほめてもらえたら素直に嬉しかったが、なーんとも思わなくなった。と同時に、ババア、ブス、デブなどの客の暴言にも反応しなくなった。
きっと、客に詰められ続けたせいで、自分の感情というものが自分ではわからないように心が閉ざされたようだった。今悲しいの?嬉しいの?それもわからない。ただ、客の喜びそうな方を言った。
客の言う好きだとか、お前だけだとか、一切信じなくなった。客は、やれないとわかると、指名を平気で変えたり、その時間まで毎日毎日メールでやりとりしたのにいとも簡単に連絡を断つ。平気で裏切る。飲み屋の男と女に、誠意などないし、本物の愛などはない。なんとなくわかってきた。
わかってくると、不思議に指名や、売上が増えた。多分、本当の自分が陰をひそめた分、感情を殺し、相手の欲求に対応できる、ホステスヒトミという女が私の中にできてきたからだと思う。好きじゃなくても、好きかと聞かれたら大好きと言う。相手と同じ言葉をささやき、相手の欲求を最大限受け入れた。自分をとことん殺し、相手を受け入れた。
ただ、枕営業と、店外は絶対しなかった。鬼出勤で、店外できる時間がなかったのもあるが、休みの日は絶対会わない、アフターも極力しなかった。枕営業は、私は元々プチ潔癖なので無理だし、客は、おしゃべりでやったことを言いふらし、やっても来なくなる他のキャストの客を見てたのでしなかった。店外は、口説かれて迫られた時かわせるか自信がなかったし、逆に断り方がまずいと逆効果なのでしなかった。ただメールは本当にマメにした。この頃は、一日中ケータイを握り締め、家でずっと営業メールを打った。アフターしなかったが、店前の食事は同伴でも同伴でなくても、毎日付き合った。
こうして給料は上がっていった。
私の最高給料記録更新したのもこの頃だ。嬉しくて、涙がでた。明細は今でも大事にとってあるよ。
☆平均給料☆200万
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36才、ホステスの日記 ©著者:白米
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