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21章:8月7日 (1/2)

21章:8月7日

太陽の眩しさに目を閉じると
瞼の裏に
健児さん、貴方が浮かびます。


それはそれは優しく
あたしに微笑みかけてくれるから
それを思うあたしは嬉しくなってしまうの。


愛しさを一つ伝えたくて
手を繋ぐ
もう一つ伝えたくなって
頬に触れた。
あと一つだけ伝えさせてと
背の高い貴方を上目遣いにみつめると
柔らかい唇が降ってきた。


どうしてあたしのしてほしい事が
解るんだろう?


タイムトラベラーは
超能力者なの?


それならあたしの
心の全てを
どこかのお伽噺の様に
読み上げてくれたら良いのに。


でもそんな事されたら
恥ずかしくて
とても貴方の顔を見られない。


あたしの心が見えたら
きっと貴方は驚く。
だってそこには
貴方への想いしか入っていないから。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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