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優は健児の
熱く火照った胸に耳をつける。
息を切らし肩で呼吸をする
健児の心臓は
規則正しい大きな拍動を刻む。
その音に心安らかになる優が居る。
脇から体を起こされると
健児を
より深く感じて
悲鳴にも似た声をあげてしまう?。
甘く痺れる声を聞くと
狂った様に優を求める健児が居る。
何故こんなに愛しく
そしてこの愛しさには
言い切れない切なさが寄り添うのか。
同じ様にお互いを思うその思いが
二人の間に流れる空気で伝わっていく。
もっともっと溶けたいたくて
もっともっと狂おしくなりたくて
唇を重ねた。
余りある時間が
限られた物だと知っている。
でも本当は
そんな答えさえ知らないから
今この瞬間だけは
目の前にいる
貴方を貴女だけを感じていたい。
『愛しています。』
自然と口をついて出た言葉に
声にならない声で返す。
嬉しさに涙が溢れた。
二人を照りつける太陽の位置は
もっと高くなり
容赦なく優の白い肌を焼いていく。
背の高いとうもろこし達の影が
位置を少しずつ変えて
二人をうまく隠してくれていた。
蝉の声だけが響き渡り
止まっていた時間が
動き出した様に感じた。
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飛行機雲 ©著者:ましろ
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