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17章:16 (2/3)

いつの間にか
深い眠りに落ちた二人は
夢を見ていた。


朝の光に目を覚まし
健児は家の外に出た。


ひんやりとした朝の空気に包まれ
山々には薄い霧がかかる。
その光景を見ながら
ぼんやりと夕べの夢を思い出した。


あれは出兵前の出来事。
幼馴染みの優子を
ぶっきらぼうに突き放し傷つけた。
恋人同志では無いが
お互いに淡い恋心を抱いていた。


健児は優子の顔を思い出して
はっとする。


言葉にこそしなかったが
優に出逢った時の
心の奥で感じていた懐かしさ。


何の偶然なのか
思い出した優子の顔は
優と瓜二つだったのだ。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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