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夕食と風呂を済ませ
眠ろうとする健児に
優は声を掛けた。
『花火やりませんか?』
健児は『やりましょう。』と言って
喜んでいる様に見えた。
優は昼間
町で花火を買っていた。
玄関先に
水を張ったバケツを用意し
蝋燭に火をつけた。
蝋燭に照らされた顔は
蒸気した様で
お互いを幻想的に照らしている。
子供の様に二人は
はしゃぎあう。
産まれるずっと前から
恋人同志だったのかもしれない。
お互いがお互いを
ずっと探し続けていた。
そんな不思議な気持ちを
二人ともが心の奥で感じていた。
いくつもの花火が
煌めいては消えていく。
何色もの火が
咲いては消えていった。
気がつくと蝋燭は燃え尽きていた。
最後の線香花火が消えた時
健児は
ゆっくりと優を引き寄せ
唇を重ねた。
引き寄せる健児の手は
力強いのに優しさに溢れていて
優は健児に男を感じた。
引き寄せられた優は
柔らかくふっくらとしていて
花の様な香りがした。
その香りに
くらくらと目眩を感じ
健児は優に女を感じていた。
雨の様に降る流れ星は
一つまた一つと
星を漆黒の夜空のへと流していて
二人を見守っている様だった。
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飛行機雲 ©著者:ましろ
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