ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

14章:13 (4/6)

優はその景色に見とれていた。


健児が池に近づき
足をそっと水の中に入れた。


その瞬間
優は健児の横顔に恋をした。


精悍な顔立ちの健児が
ふっと力の抜けた様な表情をし
冷たい水に溶け込んでいる様に感じた。



健児もまた
景色に見とれている
優の横顔に恋をしていた。


射し込む光のプリズムに包まれて
キラキラと輝く優は
健児の目には
まるで女神の様に見えていた。


可愛らしい顔立ちの顔は
白い鍔の帽子に見え隠れして
憂いを帯びている様に感じたし
大きな花柄のワンピースは
優自体を可憐な花の様に見せていた。


健児の身体中の血が沸騰し
顔が熱くなった気がして
健児は足を水に浸けたのだった。
62 /102

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

飛行機雲 ©著者:ましろ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.