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5章:4 (5/5)

雪が多いとは聞いていたが
予想以上の大雪に悩まされた。


みるみるうちに
優の背丈程積もる雪に
始めこそはしゃいだりしたものの
慣れ出すと
ほとほと困り果てた。


そんな日々を繰り返し
田舎暮らしにも慣れ
退屈をもて余す余裕がでた頃
新緑の春を迎え
山々は桜色に染まり
優を感動させてくれた。


暖かい日差しに包まれると
この地に来て良かったと
心から思った。


近所の人達とも仲良くなり
知人もすこしばかり増えた。


細々と日々収穫する野菜や果物は
とても美味しく
それだけで優は幸せな気分にもなれた。


そこには
やがて暑い夏がやってくるのを
心待ちに日々を大切に生きている
優の姿があった。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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