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3章:2 (6/6)

新幹線で帰る道のり
何もとんぼ返りなどしなくても
良かったのではないかと
優は後悔していた。


せっかくなら温泉宿にでも
一泊すれば良かった。


少々の後悔を心の片隅に
うとうとと微睡んでいると
夢を見た。




何処までも高く感じる空に
一本の飛行機雲。
とても高く感じているのに
手を伸ばせば
それはまるで掴める気がする。

そんな話を見知らぬ誰かにしていた。
優しい微笑みを返してくれるその人。
二人の手は
柔らかく繋がれている。




この人は誰?
不思議な感覚に包まれて目をさますと
優の乗り換える駅まで
あと少しだった。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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