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6章:脅迫
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刑事さん二人とは別にパパの車で警察に行った
取り調べ室ではなく、パパと一緒に会議室の様な殺風景な部屋で名前や生年月日、住所を答えた
カタカタとパソコンに入力されて行く
だいちゃんについて今思う事は?と聴かれた
「死んで下さい」と言った
お母さんについては?と聴かれた
「死んで下さい!」と言った
30分程度の時間だった........
一体いくらの要求だったんですか?と聞いたら
一千万....ふつふつと殺意が込み上げてきた
刑事さんが「君はしっかりしてる。お母さんがやった事は最低な事。でもね君はもう関係ない人生を歩んでいる。泣き寝入りしない御家族を誇りに思って下さい。」
おじいちゃんおばあちゃんを考えたら泣けてきた
勿論パパの気持ちを考えると辛すぎて椅子から立てなかった
「エリ、お前は立派だ。」そうパパに言われてフラフラしながら車に乗って自宅へ戻った
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売られた娘Part2 ©著者:エリ
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