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4章:捻れ (12/13)

そう言えば、いつからおかしかったんだろう。


生まれた時から?


風俗嬢になったから?


いやいや、そもそも風俗嬢になった理由からしておかしいし、多分その前からだろう。


ブランドのバッグ、欲しかったんだっけ。


プラダやヴィトン、ジルの洋服。


サクラさんに憧れて、D&Gとかドルガバも手出してみたり。


ホストでドンペリ入れて、売掛払うの月末までヒヤヒヤだった時期もあったなぁ。


今は服も安定のブランドだし、メイクだってドラッグコスメが多い。


ホストでドンペリなんてマジで勘弁だし、むしろシュウさんよりカッコイイ男なんて見たことない。


私が本当に欲しかったものは、ずっと変わらない大切なものなんだ。


シュウさんを手にいれるためなら、なんでもする。


リュウはそのための保険みたいなもの。


別れたって言えばいいだけの話じゃん。


シュウさんを手に入れたら、ちゃんと別れるから。
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風俗嬢の肖像 2 ©著者:奈緒

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