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4章:捻れ (2/13)

いつかユウマ君が、彼のことを[人たらし]だと言っていた。


優しくてマメだから女にモテる。


義理堅くて男気もあるから男にも好かれる。


でも照れ屋で不器用で口も悪いんだけど、そこもまた魅力で。


それがシュウさん。


私の大好きな人。


「あいつは誰にでも平等だから、特別になるのは難しいかもね。」


ユウマ君にそう言われた時、サクラさんの顔が浮かんだ。


シュウさんの[特別]


それは私の欲しい特別とは違うけれど、サクラさんは間違いなくシュウさんの特別な女性だった。


それは、サクラさんが欲しい[特別]でもないとしても。
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風俗嬢の肖像 2 ©著者:奈緒

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