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9章:いい子って何? (1/9)

9章:いい子って何?


祖父の運転する車で、家に着いた

「今日からこの家がエリのお家よ!」っておばあちゃんが言って

覚えている様ないない様な記憶を辿って、二階に上がったり探険した

ママを思い出せるモノは何もなくて、ママの匂いもなくて、複雑すぎて、涙が出てきた

寂しいとかじゃなくて、自分の意志とは関係なく、物事が運ばれて行く悲しみだった

ドッと疲れが出たのか?フラフラしてる私に気がついた祖母が、慌てて和室のお布団に寝かせてくれた

(刑務所?何処にあるんだろ?)

そんな事を思いながら寝てしまった

目が覚めたら夜で、祖父と祖母は私を挟んで、川の字になって寝ていた

喉が痛くて、お水を飲もうと起きたら、祖母が気づいて

「 どうしたの?」って聞いた

喉が痛いって言ったら、私のおでこにおでこを付けて

「大変!お熱がある!」って祖父を起こした

お水と薬を飲んで又眠りについた

翌日、おはようございますって、見知らぬ男性が現れた

祖父の秘書だと祖父から聞いた

山羊みたいな優しい目で、宜しくお願いしますって言われたけど、喉が痛くて、声が出なかった
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売られた娘 ©著者:エリ

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