ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

8章:ママの再逮捕 (1/9)

8章:ママの再逮捕



テレビの前でぼーっとしていたのだと思う

気づいたら、まさえさんが隣に座っていて

泣いていた...

大丈夫?って聞いたら

まさえさんが私を、まるで、包み込むかの様に、抱きしめてくれた

セーターがチクチクしたけど、まさえさんは、私を抱きしめながら泣いていた

エリちゃん、何か食べたい物がありますか?って聞かれて

お腹は空いていなかったけど、まさえさんが気を使ってくれているのが、子供ながらにわかったから

精一杯の笑顔で

「オムレツが食べたい!」って言った

まさえさんは、嬉しそうに、すぐに出来ますからね、ってキッチンに立って、手際良くオムレツを作ってくれた

出来上がったオムレツに、まさえさんは、ケチャップで

ハートを書いた

その下に「まさえ」って

何故かわからないけど、涙が出て

泣きながら、食べた

まさえさんの優しさが、痛いほど

胸に、まるで、突き刺さった
59 /86

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

売られた娘 ©著者:エリ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.