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7章:ももの元へ (4/4)

引っ越しの当日、まさかずに会った。荷物の搬入は既に終わった時間だった。

まさかずは空港まで迎えに来てくれた。

その日、新しい仕事の面接でスーツを着ていた。

『男は清算してきた?』

『…。』

『はあ?なんで来た?男も清算しないで来たのかよ!もう、用ない。帰れ!』

『待って!』

スタスタ歩いてくまさかずを捕まえ制した。

『うるさい!裏切りやがって。』
そう言うと、往復ビンタをした。

ピアスが何処かに行ってしまうほど激しく叩かれた。

『着いてくるな!』

『待って…。』

押し問答を繰り返すと、

『落ち着いたら帰るつもりなの?』

『うん』

『寄るな』

私の持っていた荷物を放り投げる。
荷物を取り、また追いかける…。

『俺の事すきなら、ここで脱げよ。そうしたら認めてやる』

止めてくれる事を願い、ジャケットを脱いだ。

『わかったよ…。』

険しい顔が少し変化した。
まさかずはやっぱり私の事好きなんだ…。


まさかずの新しい家に向かった。

家はある程度生活出来るレベルだった。
少し違和感を感じた。

家に着き、少し強引だったけど、普通のセックスをした。

その間、ずっと

『渚、大好きだ…。愛してる。捨てないで。俺だけを見て』

を繰り返していた。
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チャトレが恋した男性達 ©著者:渚

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