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6章:リアル会い (1/7)

6章:リアル会い

チャトレのブログを見ていると、いとも簡単に会員さんとリアル会いをしている。

私は、誰一人会うつもりはなく、
『会いたい』
って言われたときは、色んな嘘をついたり、むしろ私から会いに行くから待ってて、など色んな理由を並べ、

本当は今すぐ会いたいの。
今抱えている問題が解決したら会いに行く。

と、思ってもいない事を並べていた。

リアル会いなんかしたくない。
いつもそう思っていた。

まさかずには最初のチャットとメールで会いたくなった。でも距離を考えると不可能だと思ってた。

しかもチャットの画面の私は綺麗。現実と違う。

ハラハラと色々な事を考えていると、すぐに21時になった。

もう口から心臓が飛び出す。

深呼吸をしてから電話をする。

『渚です…』

電話を切られる。
やっぱり私の事をからかっている!
信用しなきゃよかった。
泣きそう。

それから30分くらい経った時、まさかずから電話がきた。

『駅前のホテルにいるから。ホテルのロビーについたら電話して』

用件を告げられると、すぐに切られた。

さっきまで、色んな事考えてたのに、今はもうすぐ会える
その嬉しさしかない。

このやり取りは、まさかずの心理操作なんだと、後から気づく。
もう既に私は罠にかかっていた。

急いでタクシーに乗り、ホテルに向かう。
まさかずに会える。早く会いたい。

ロビーに付き、電話をかける。
部屋番号を知らされ、部屋に向かった。

部屋に着いた瞬間、凄く緊張したけどもうすぐ会えるのが嬉しかった。

私はまさかずが好き。

チャイムを鳴らす。

まさかずがいた。
まさかずの顔は既に見ていたので、違和感なかったけど、チャットの時の無愛想な顔ではなく、優しい顔をしていた。

『思ったより、背がちいさいね。痩せてるね〜。』

ポンポンと優しく頭を叩く。

その後、お土産や、雑談をしながら過ごしていた。

まさかずの顔が少し変わる…。
チャットの時の顔。

『こっちにおいで』

ドキドキしながらまさかずに近づく。

手を引かれベッドに倒される

頭をガシガシ撫でられる…。
さっきよりも痛い。

髪をまとめるように撫で、引っ張る。

『渚は美人だね。』

軽く頬を叩かれる。
気が動転する…。
今まで頬を叩かれた事ない。

涙が流れる。
震えが止まらない。

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チャトレが恋した男性達 ©著者:渚

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