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5章:初めての調教
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5章:初めての調教
次の日、まさかずはももに会いに行った。
新幹線を使わなければ会えない距離。
まさかずからメールが入った。
『ももとは別れようと思っている。正直ふりまわされて参った。』
そのメールに動揺した。私の予定では、ももさんとの仲を応援し、悩み事をきいてあげる立ち位置を狙っていたから。
『よく話合って。ももさん、渚の事気にしてたんでしょ?誤解を解いてね』
私とのチャット中、電話に出なかったまさかず…。問い詰められて、私とのチャットが長くなった事をももは知っている…。
それ以降、連絡は途切れた。
まさかずはその日のうちに帰ってきた。
待ち合わせメールが届き、チャットが始まった。
『ももは別れないってさ。もう面倒みるの疲れた』
『惚れて強引に会って付き合い始めたのはまさかずさんなんだから、もう少し頑張れ』
まさかずはいきなり2ショットにした。
『脱いで』
いきなりの言葉に驚いたけど、下着姿になった。
『おもちゃないの?』
持っていない事を告げる。
『下着も取って』
躊躇しながらも脱いだ。
『身体をじっくり見せて』
カメラを動かし、身体を写す。
『足広げてクリトリ⚪️をさわて』
言われた通りにする。ドキドキしている…。
『クリトリ⚪️触ったまま、顔見せて。絶対辞めないで』
チャットでは、キャプチャ防止のため、出来る限り、顔と体は別々に写していた。
だから、触らないで顔だけの演技も多い。
『マイクは音が聞こえるように、
足の間に置いて。はなし聞いてるだけでいいから』
『あのね、俺ドSなんだ。渚ちゃんは知っているかな。映画なんだけど、完全なる飼育って。あの映画の一作目が好きなんだ。』
『あれが俺の究極なんだ。俺しか目に入らないようにすること。
ももにはその素質あるかと思ったんだけど、違うんだ。
渚は、自分の魅力を解ってて、それを武器にしてた子なんだろうな。って思う。
完全なる飼育、明日中に見て。』
手を休めないよう、注意をうけながら、まさかずの話を聞いた。
いきそうなのか、聞いてきたので首を横に振った。
この人には嘘はつけない。
『渚、訳のわからないまま、よくいう事聞いて頑張ったね。えらいね』
その言葉に私は涙が出て泣いた。理由はわからない。
明日、ローターを購入し、チャット前に完全なる飼育を観る約束をした
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チャトレが恋した男性達 ©著者:渚
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