伊川と新宿で待ち合わせたやよい。いつになくミニスカートを履き、慣れない化粧とヘアセットしている。

デートをする約束をしたのだった。

巧さん…

やよいは恋人がいるにも関わらず巧に心奪われていた。

同じ極道として何故そんなに凌ぎが違うのか知りたい。私たちにないインテリな雰囲気。悩んでいるときに現れた救世主。。

そんな風にやよいは無意識に感じていた。しかしこれはやよいの組を嵌める伊川たちの陰謀であった。

「やよいちゃんて、すごく可愛いよね」

巧は、やよいの手を握り、目をじっと見つめた。

二人はホテルへ行った。

巧はやよいにキスをしてそのまま服を脱がせた。

やよいの身体には一面刺青が入っていた。

正直巧は、刺青は苦手であった。それでもやよいに好意ある素振りを見せ抱いたのだった。

「やよいちゃん、私の凌ぎの方法、知りたくないですか？」

「知りたい‥」

「そしたらさ、まずこの話は誰にも教えてないし、特別だからその情報料として３０万円貰えないかな」

「いいわよ。巧さん愛してるから…」

「それからね、このネット商売は投資が必要でそれに７０万円は掛かるから。まずは合わせて１００万円は用意できるかな。やよいちゃん、愛してるし組を助けたいからさ」

しかしれっきとした詐欺であった。頭脳が弱いやよいの組はまんまと罠に嵌められていくのであったどうなる・・！？