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1章:嫌悪 (1/4)

1章:嫌悪

目が覚めるとまだ真夜中だった。
けれど隣に居るはずの母が居ない。

また、あいつに電話しているんだ…

ベッドの横にあるミニテーブルの上に手を伸ばし、ペットボトルのミネラルウォーターを一口飲んで完全に眠気を覚ましてから、特に恋しくもないのに甘えた声で母を呼んでみる。

少しした後、隣のリビングに居た母は気色悪い笑顔で「ももちゃん、どうちたの?もう少し寝んねしましょーね。」と私に布団を掛け直しながら隣に寝そべった。暫くは私の背中を一定のリズムでトントンと叩いていたが、そのうち母の方が先に寝てしまったようで、今度は酒臭い息が一定のリズムで私の顔にかかり始めた。

「私は、こんな女にはならない。」

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獣 ©著者:siz

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