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7章:現状、みよじが襲撃されて洗脳される前 (1/5)

7章:現状、みよじが襲撃されて洗脳される前

現状、みよじが襲撃されて洗脳される前

みよじ様とは度々メールのやり取りを行いますの。

「拝啓みよじ様(´∀`*)

みよじ様、貴方に出会えてみよは、これ以上ない幸せを噛み締めながら過ごしておりますわ。

幼い頃から天涯孤独の身に遭い、父からのDV、在日だと馬鹿にされ、ドイツでもなかなか文化に馴染めなかった。

容姿には恵まれチヤホヤされるも、精神疾患に耐えきれず。度重なるてんかん発作で生死をさ迷ったり、躁鬱が続いたり。みよは、何度この身を投げようと考えたかしら。。

そんなアタシの捌け口はただ勉強して知識を得ることでしか拭えなかった。

彼氏はみんなセックスの相性、美男美女カップルと持て囃されるだけだった。

毎日が孤独でした。

貴方に出会うまでは。

もう、貴方を少したりとも手放したくない。発作が出そうだわ。お願いだからずっとずっと、アタシの側にいて、そして生涯を添い遂げてください(´〓`*)」

「みよちゃんへ

嬉しいよ。

明日、仮面を外して店に行くよ。勇気を出して行くから。」


みよはたまに、モデルのお仕事もやってます。アダルト系ばっかりじゃないんだ。

最近、メンタルが辛いから接客から離れたいわ。

みよ、正直、男性恐怖症なのよ。そのわりにセックス依存症なのよ。辛いわ。

セックスがまるでドラッグと同じ作用みたい。興奮すると失神する。

メンタルが落ち着いてる時は、セックスしているか、自慰行為をしているかのどちらかだけ。

可笑しいメンタルね。

モデルのお仕事は、そんな内面に一切触れないから楽よね。みよ、容姿にだけは唯一恵まれて、それは感謝です。

しばらく、お店にもあまり出勤したくない。別にナンバーワンになりたかった訳じゃない。ストーカーが怖い。キモオタたちが怖い。

みよじ様以外の男性が全て怖い(´〓`*)

辛い………

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みよみよのハチャメチャアイドル物語 ©著者:沢村のぞみ

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